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Interview社員インタビュー

11年間勤めて得た経験を、次なる目標に活かせるように

O.K2009年 新卒入社

制作統括部 係長

現場で働く人へのリスペクトを常に忘れないようにしているという。
11年目のベテランが思い描く、次なるステージとは。

Interview

自分の強みは「経験値」と「余裕」。
若手のできないことを補ってあげるのが役目。

朝出勤したらまずメールを確認して、7時半には現場に入ります。そのあと今やっている施工現場を巡回して、11時くらいには事務所に戻ります。あとは発注業務や見積などいろいろです。設計さんが描いたイメージ的な図面を、実際に作れるところまで見える図面に落としたりもします。基本的には部下に現場を見るのを任せているので、彼らが気づけないような「ここはこうしたほうがいい」というところを全体を俯瞰して見つけて、直すべきところを指示したり、安全や品質の面で補ってあげたりするのが私の役目です。
長く勤めていると経験からくる心理的な余裕みたいなものを感じられるようになっていくので、心理的にゆとりを持ってことに当たれるようになったことがシンプルに増えたと思いますね。指示をする際は、人が多くなって騒がしくなってバタバタしていたら各社への声掛けを増やしたり、逆にゆっくりしているときは緩みすぎるて安全面がおろそかにならないように伝えるなど、空気や状況によってやり方を変えています。

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一緒に働く人へのリスペクトを忘れず、リアルな落としどころを日々探っていく。

僕はもともとインテリアデザイン学科にいたんですが、あまり設計には向いていないなと思って現場管理の仕事を選びました。模型作りなど実際に手を動かしている方が得意で、コンセプトを考えたり人前に出てプレゼンしたりなどは性に合っていないなと感じたのが理由ですね。なので今も図面などをひたすら描くのは好きです。
僕らはあくまで「管理をしているだけ」なので、実際にものを作ってくれる人には「やらせている」ではなく「やってもらっている」という意識を持って仕事にあたるようにしています。会話の中でも、こちらが管理者だからと言ってやってもらうのが当たり前とは考えず、敬意を払った伝え方にすることが大切です。設計者のイメージは忠実に守りつつもできることとできないことを分けて、意匠性があって作りやすいものにする筋道を立てていくためにも、人に敬意をもって接することだけはこれからもずっと大切にしていこうと思います。

人を育てるのが次のビジョン。長い目で粘り強く育ててあげたい。

僕はある程度大きい現場を任されたりもするようになったので、これからは自分みたいな人間を育てたいです。人を育てるということはもちろんとても難しいことだとは思うんですけど、やはり人は認められてこそ伸びるものなので。不完全でもできたら褒めてあげるけど、甘くはしすぎす、飴と鞭で接していけたらと考えています。それにこういう立場に長くいると、巡り巡っていろんな人の話が聞こえてきます。丹青TDCとお付き合いの長い協力会社さんの職人さんたちは、弊社の現場をぐるぐると回ってくださっているので、良いうわさも悪い評判も広まりやすいんです。お付き合いの長い職人さんとは顔なじみになりますし、「今年の1年生で、あそこの現場にいたあの子、いい仕事するよね」とかそういった話までいろんなところから聞こえてきます。会社にいる課長以上の人たちも、そういう現場の声は拾っていたりするので、良い話も悪い話も含めて人をじっくり知ることができますね。

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Message求職者へのメッセージ

現場管理の仕事は、人と話すのが好きな人には向いていると思います。内装や空間デザインなどへの興味を持っていることは大切な前提ですが、現場に出ると人と人とのリアルなやりとりが想像以上に多いので、入り口として「人と話すのが好き」という気持ちのある方の方が向いているのかなと思います。もちろんそれがなければならないということでもありませんが、「向いているかもしれない」と思う方にはぜひこういった仕事も検討していただけたら嬉しいです。