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RECRUIT採用情報

Cross Talkクロストーク

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クロストーク メンバー

  • T.Yの画像

    01.T.Y50歳 / 勤続29年

    制作統括部 課長

  • K.Sの画像

    02.K.S22歳 / 勤続1年

    制作統括部 一般

  • H.Sの画像

    03.H.S38歳 / 勤続13年

    制作統括部 係長

Cross Talk

丹青TDCの扉を叩いた、その理由。

T.Y

T.Y僕は今課長なのですが、いわゆるプレイングマネジャーみたいな感じで課員一人ひとりとコミュニケーションを取りながら物件の施工案件にもかかわっています。主に見積対応や打ち合わせ、契約業務、場合によっては施工に関する検討や施工図の作成など実務的なことも行っています。

H.S

H.S僕は係長なんですけど、課全体が課題としていることを汲み取って課のメンバーに伝え、動いてもらうということをしています。見積もしますし現場にも行くんですけど、ひとつの現場にずっと入るのではなく、もう少し全体を俯瞰する立場から案件を進めているイメージです。

K.S

K.S私はまだ入社して一年半なんですけど、主に現場監督としての仕事がメインです。ひとつの現場にずっと入って、その現場内での安全管理や工程管理、細かいところをどう納めるかの調整などをしています。

T.Y

T.Y最初から現場監督とかがやりたくて入社したの?

K.S

K.Sそうですね。私ちっちゃいころからもの作るのが大好きで、小学校低学年の頃までは大工さんになりたいと思っていました。京都が好きで、神社とか作ってみたくて。宮大工さんになりたかったんですよ。だけどいろいろ考えるうちに、設計もやってみたいって思うようになって、まずは専門学校で設計を学ぶことにしました。

H.S

H.S子どものころの夢が宮大工っていうのもすごいね。(笑)

K.S

K.Sだけど在学中に、なぜか唐突に「内装がやりたい!」って思ってしまって。内装業界を調べたら丹青社がヒットしたんです。もちろんホームページも、他社のも含めていろいろ見たんですけど、丹青TDCのホームページがなんかアットホームで自分に合っていそう、と思いました。それで入りたいと思ったのがきっかけですね。

T.Y

T.Yすごい紆余曲折してきたんだね!(笑)
Hくんの場合はどうだったの?なんで丹青TDCに来ようと思った?

H.S

H.S僕は大学で美術史を専攻していて、美術館の学芸員になりたいなと思っていました。でも学芸員って本当に狭き門で、本当に勉強しないとなれなかったんです。だけど在学中に企画展を装飾したり設営したりする仕事があるというのを知って、それで丹青社を受けました。でも文系なので図面とか本当に読めなくて。Kさんと同じで、まず専門に通い直しましたね。

T.Y

T.Y学芸員志望から内装業に……それもまたすごい転向だね。(笑)

H.S

H.Sそうですね。それで設計とか図面の描き方などを学んでいく中で、この仕事って設計の知識だけではできないことに気づいたんです。例えば壁や天井を作る材料のこととか、全く知らなかったりしたんですよね。それで、実際に現場の知識に触れられる仕事から始めようと思ったのが丹青TDCに入ったきっかけです。もともと丹青社が文化空間事業部を持っていたので、美術館や博物館の仕事に間接的にでもかかわれるだろうとも思いましたしね。Tさんは?

T.Y

T.Y僕はお二人とはまた全然違ってて、高校のときに文化祭の実行委員をやったのがきっかけで「こういう裏方仕事が自分には向いてるな」と思ったのが最初かな。丹青TDCって、僕が入社する前の頃は東京モーターショーとか、そういう展示会なんかもやってたんですよ。それでそういうモーターショーだとか派手な装飾を前面に出した求人広告を見かけて「あ、こんなの手掛けられたらいいな」と思って受けました。そこがスタートかなぁ。あまり表に出ない仕事だけど、性に合ってたのかなとは思います。

入社後にぶつかった壁と、現場のリアル。

T.Y

T.Y壁はいつもあるよね。いつもっていうかしょっちゅう。納期とか。何にでも納期、っていうか締め切りはあるわけですけど、この仕事って物件の都合で「○月○日オープン!」って看板立てられちゃったりするんです。どうしても間に合わせないといけないのになかなか仕様が決まらなかったり、発注したものが遅れて来たりしてプレッシャーばかり募るときもあるよね。

H.S

H.S突発的なトラブルはいつもありますよね。でもそれを楽しめるか楽しめないかだと思うんですよ。当然、先輩に相談したりアドバイスもらったりするんですけど、最終的にどう対処するか決めるのは自分自身なわけで。結果怒られちゃっても、失敗しても、自分が何かを決めないと何も始まらないですし。僕はそういう姿勢が壁、というか突発的なトラブルにぶつかったときには結構大事かなと思います。Kさんどう?怖いでしょ?決めるの。

K.S

K.S怖いです。怖いです本当。ただ不思議なことに、怖いけど、怖くなくて。絶対誰かしらが助言してくれたり、助けてくれるので。
何かを決めなきゃいけないとき、まずもちろん自分で考えて、A案とB案を思いつくじゃないですか。その案を携えてどっちの方がいいですかと相談しに行ったときに、自分は全く考えてもみなかったC案が出てくることがあるんです。そのC案が考え得る最善の案だったとき、次に同じことが起きたときに使える引き出しが2つから3つに増えた、みたいな感覚が私はすごく楽しいです。

T.Y

T.Y素晴らしい。楽しんでる。(笑)
ちゃんと考えてるんだね。

H.S

H.S1年半でしょ?まだ。1年半でこんなこと言えないですよね。
自分が1年半のときは、たぶん考えてさえいなかったよそんなこと。

T.Y

T.Y昔は先輩のフォローがなかなかもらえなかった時代も、あるにはあったしね。
Hくんはどう?どんなところで壁を感じたりした?

H.S

H.S昔の話ですけど、「制作」という仕事への理解が周囲から中々もらえなかったことでしょうか。今はもう減っているケースですけど、お店やオフィスが閉まってから仕事することもあるじゃないですか。あるいは土日とか。それが家族や身内からは「何で今日も仕事なの」とか言われたりもして、家も癒しの場所じゃなかったことが結構堪えましたね。現場監督という言葉にピンとくる人はいても、現場の職人さんと発注者の間で何かする人のことはそこまで周知されてないんだなと思いました。

T.Y

T.Yあるよね。(笑) なかなか世間一般にはすぐピンと来ない仕事だよね。僕なんか漠然と派手な広告につられて来ちゃったものだから、建築の知識がほとんどなくて。今思えば当たり前なんだけど、一つのものを作るってやっぱりいろんな人がかかわるし、とても大変なことだというのは入社してみて初めて分かったな。いろんな職人さんが身体汚しながら作っていってようやくきれいなものができるんだなっていうのは、この仕事の見た目派手そうに見えても裏腹に泥臭い部分というか、そういうところはいい意味でギャップに感じた。

K.S

K.Sそれ分かります。現場監督の仕事も、もちろん自分が現場監督などをやるということは分かって入社したんですけど、具体的に何をするのかまでは全然知らなくて。専門学校でしてきた勉強も、現場じゃほとんど必要なかったりとか。「こういう過程を経てものができていくんだ」っていうのは、この仕事をやってみて初めて分かりましたね。

T.Y

T.Yギャップっていうほど後ろ向きな感覚じゃないけど、全く新しいものを目にする感じだよね。
想像すらしなかったことが起きてるでしょ。

K.S

K.Sそうですね、こんな埃まみれになると思ってなかったので。(笑)

T.Y

T.Y俺も30年前そう思ってたよ(笑)
こうやって手真っ黒にしながら作っていくのか、なんて思いもよらなかったよね。デザインっぽいことがやりたくて入社してくる人も結構多いけど、そこが楽しめない人はすぐ辞めちゃったりするもんな。
もちろん、中にはそういう専門知識を持って入ってくる人もいるけど。

H.S

H.Sとことん裏方ですよね、この仕事って。
なんとなく「職人さんに指示する人」みたいなイメージしかなくて、「ああ、こんなところでこういう風に迷うんだな」っていうのは仕事をやってみて初めて知っていきましたよね。そういう意味では、入ってから知ることがいっぱいあるということが、逆に魅力だったりもするのかもしれませんね。

この場所で働く楽しさとは。

T.Y

T.Y丹青社は有名な施設とかお店とかの仕事を多く手掛けているから、直接携われるチャンスが多いことはプラスのポイントかな。関東近県の有名な大型施設は大体何かやってるもんね。自分が作ったお店がテレビとかに出たりすることも結構あるし。そういう実績は家族にも「これやったんだよ!」って胸張って言えるし、モチベーションにつながるんじゃない?

H.S

H.Sありますね。中小の同業他社よりはそういう機会も多いのかなと。

T.Y

T.Yあと何にもない、本当にだだっ広くてコンクリートが打ってあるだけの空間から壁ができて、天井ができて、壁紙貼ったり何だりして、最後に電気がピカって点いたときに「苦労したけど頑張ってよかったな」って思う。電気点いた瞬間結構好きなんですよ。プライスレスじゃない?あの瞬間。

H.S

H.S粗が見える瞬間でもありますよね(笑)

T.Y

T.Yでも「できた!」感があるじゃない。(笑)
ちょっと嬉しい。できたできたー!と思って。
あと自分で図面描いたものが目の前で形になってくると、それも嬉しいな。

H.S

H.S僕はシンプルにものづくりが楽しいですね。原寸大のプラモデルを作ってるような感覚で。
あとは何というか、この仕事ってちょっと経験すればたぶん誰でもできるから、逆に奥が深いなとも思ってます。自分の努力次第でどんどんいいものを作るスキルを身につけられるのが、僕にとってはすごくいいですね。
あとは一緒にやる職人さんがかわいいな、っていうのもあります。そういうのありません?

K.S

K.Sあっ、わかります。

H.S

H.S顔がとかじゃなくて、一緒にやってるチームとして。
まぁそれは丹青社も、発注してる工場のみなさんも一緒なんですけど。そう思ってやったほうが楽しいだろう、と思ってます。

T.Y

T.Yえらい。(笑)
俺は職人さんは怖かった。

H.S

H.Sいえまぁ、当然怖い方は怖いんですけどね。

T.Y

T.Y裏を返すと、全部自分の伝え方次第だと本当に思う。人に伝えるってこんなに難しいのかと思う。なかなか相手は100%は理解してくれない。じゃあなんのために図面があるかっていうと、人に分かってもらうためでしかない。サンプルとかもそうだよね。口では伝わらないからツールの力を借りて。テレパシーで伝わればそんなこと必要ないからね。おもしろいことでもあり大変なことだよね、そのへんは。

K.S

K.S私は図面を見て「本当にこんなのできるのか?」て思っていたものが「あ、ほんとにできた」と思った瞬間は結構楽しかったです。できるかどうか半信半疑だったものが先輩や協力会社の人の力を借りてできあがって、取り付けた瞬間「すごいな」って思って。
自分の書いたものが現場に入ってきて収まるのは楽しみっていうか。

H.S

H.Sああ、ワクワクしてるんだ。

K.S

K.S現場で怒られたり嫌なことっていくらでもあるんですけど、終わってみれば全然嫌じゃなくて「楽しかった」っていう気持ちで終わることができていて。現場で体験したそのひとつのちっちゃなおさまりがあって、楽しく終われたっていうことが私の中ではすごく嬉しくて。
建築業界以外のところで働いてる友達でも「仕事辛い」って言ってる人いっぱいいるんです。でも私は、もちろん辛いことは辛いんですけど、今の仕事は達成感とか考える楽しさがあって、それは入社した頃には想像もつかなかったもので。毎日が勉強であり、楽しくて。
自分の知識が増えていくことや、先輩からの助言とかアドバイスとかが日々自分の力になっていると実感できることが楽しくて嬉しい……そういう感じです。

T.Y

T.Y……いいね。

H.S

H.Sたぶん我々の話カットされますよ。(笑)

K.S

K.Sそんな深いこと言ってないです。(笑)

H.S

H.Sワクワクするってすごいなぁ。不安しかなかったよ。

T.Y

T.Y経験すればするほど、ドキドキすることもあるよ。お金のこととか。
きっと次のステップ行ったときに、お金のこと必ず気になりだすと思う。「これこういう風に作ってほしいと言われたんだけど、お金かかっちゃう」っていうのが自動的に頭の中で計算できるようになってくる。ひとつの現場を任されると現場も予算も自分で管理するようになるからね。

K.S

K.S怖いですね、それは。

T.Y

T.Yでもどこで折り合いをつけるか考えることにも、また別の楽しさがあるから。
先にはそういう楽しみも待ってると思って、いろいろ吸収していくと良いと思います!

求職者へのメッセージ

T.Y

T.Yテレビや雑誌で紹介されるような有名な店舗や施設を作るチャンスがあり、最先端のデザイン・施工方法を学べる機会がある会社です。世の中から注目されるような仕事に携わってみたい人はぜひ!

K.S

K.S物件が多岐に渡っていて、文化空間やオフィスも幅広くやれる会社です。世間的に知られた物件もいっぱいやっていますし、施工管理の仕事は間口も広いです。経験のない方でも興味があればぜひご応募ください。

H.S

H.Sそんなに気を張らずに入ってこられると言いますか、気持ちさえあればいくらでも仕事を楽しめる会社です。私もそんなに体力に自信はない方なんですけど、女性も気兼ねなく働けます。ご興味のある方は是非一緒に働きましょう。